夏休み・・・じゃないけど(2)
2010.07.27 23:20-up!
今日の話しは「泥棒スチュワーデス」です。「スチュワーデス泥棒」だったらコメディ恋愛映画のようだけど、何しろ「泥棒スチュワーデス」ですから始末に終えません。(最近はキャビンアテンダントといいます)。しかもパリ〜東京間のエアフランスの機中で起こった連続泥棒だと言うので他人ごとではありません。未だに現金社会の日本!観光客やビジネス客もおそらく沢山(不安だから)持って飛行機に乗るのでしょう。そういう私も最低限は持参。と言うのもまだパリに不慣れな頃、街を歩いていた時、キャッシュディスペンサーで女性がお金を引き下ろした途端、隣にいた男がその女性に顔面パンチを浴びさせバッグを奪ったのです!側にいた人が男を捕まえ女性もバッグも無事でしたが、目の前で見た顔面パンチの衝撃が大きくて以来どうもキャッシュディスペンサーを使う気になれないのです。しかもその多くは道路に面してある上に辺りはホームレスがうろうろ・・・さて話しは戻って「泥棒スチュワーデス事件」ですが、どうもフライトの消灯時間、客が寝ている隙にカバンやポケットから現金やカードを、しかも何度にも渡って盗んでいたらしいのです。最近になって捕まったその犯人がなんとスチュワーデスだと判明!日本人=お金持っているの図式は変わらないのか?分かりませんが、少なくとも外国人よりは持っている気がします。数年前、海外のオーケストラのメンバーが来日した時に「楽譜を買いたい!」と言うので銀座のヤマハに連れて行き、山ほどの楽譜を手にしたその友達がキャッシュに向かったら「カードが使えません」と言われ、現金は足りないしで困ってしまいました。3週間もの海外遠征に2万円くらいしか持っていないのも不思議だったけどこういう人とても多いのです。ですから海外旅行でバッグに何十万円もの現金を入れている人がうようよ乗っている日本の飛行機は「鍵のかかっていない金庫」みたいなもので泥棒にしてみたらなんともたやすいわけです。「泥棒スチュワーデス」も「顔面パンチ」もいやだけど、友達がスペインで遭遇した大きな刃物突きつけられ事件はもっと怖いかも。(どうしても持って行きたい人はやはり腹巻きがいいですよ)と言うことで夏休みに旅行される方はくれぐれも気をつけてくださいね!写真の一枚目と二枚目はパリのキャッシュディスペンサーで引き出している様子。三枚目は右端の車いすに座っているホームレス。いつもここにいて日によって帽子がとてもカラフルだったり12月はサンタクロースの格好をしている???ともかく沢山のホームレスがキャッシュディスペンサーの周りにいるのですが夏に少ないのは彼らもやはりバカンス?それとも暑いから?